「終活」とは、今までの人生を振り返りながら、残りの人生や人生の締めくくりをどういうものにしたいか、葬儀はどんなものにするかなどを決めておき、今をよりよく生きようとする前向きの活動です。
ひと昔前までは、縁起でもないと嫌がられた言葉ですが、2012年の流行語大賞に選ばれ、現在では認知された言葉となっています。
終活の内容は様々で、何から始めればいいのかわからないという方も多くいるようです。
そんな方々が検討するのが終活セミナーです。
その終活セミナーでは、「終活とはどんな活動をするのか」、「どのように終活を進めればよいのか」を学ぶことができます。
そこで今回は、終活セミナーではどんなことが講演されるのか詳しくご紹介を致します。
終活セミナーではこんなことが講演される
終活セミナーでは、以下の内容が語られるのが一般的です。
終活の進め方
葬儀内容
遺品整理
墓選び・供養
などです。
これらの内容を受講することで、終活とはなにか、どのように進めればよいのかを理解することできます。
セミナーの中には、遺影の写真撮影会や棺の中に実際に入る体験会まであり、暗いイメージのセミナーではなく、楽しく受けられるセミナーになっています。
まず、セミナーの冒頭では、終活全般についての講演があります。
ここで、終活とは何か、何をすべきなのか、注意点にいたるまで幅広い知識を身に付けることができます。
これから「終活を始めよう」・「終活は漠然と分かっているが進め方が分からない」って方にオススメの講義です。
エンディングノートの書き方や、葬儀の決め方・費用・遺産管理の仕方まで教えてもらえます。
団体やセミナーのテーマによって語られる内容が変わってきますが、葬儀についても詳しく教えてもらえます。
当然、葬儀はご自身が無くなられた後での儀式になりますので、残された家族・親類に迷惑をかけたくないという方が多くおられるようで関心が高い内容です。
事実、国民生活センターには、2018年に576件もの葬儀サービスに関して相談がありました。
終活セミナーでは、葬儀全般について聞くことができるので、終活をされる本人だけではなく、喪主になる予定の方にもおすすめです。
注目は、最近の葬儀形式です。
というのも、最近は一般的な葬儀から、家族葬や直葬・無宗教葬・散骨など様々な葬儀が増えているから関心が高いようです。
また、今後お墓を維持する家族・親類が少なくなるということからも、お墓の在り方を検討されている方も少なくありません。
ご自身の合った葬儀をセミナーを受けることで検討する良いきっかけにもなります。
次に関心が高いのが身辺整理や遺品整理です。
亡くなられた後の有価証券や財産・家屋の相続・大事にしていたものなど、何を誰に渡して欲しいなどご要望もあるかと思います。
終活センミーを受けることで、これらの遺品整理についての進め方を方法を聞くことができます。
ご自身の資産を把握する良いきっかけにもなりますので、終活セミナーにも足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
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